こんにちは、刺しゅう屋p-Co(ピーコ)店主の嫁の、もっちゃんです。
先週10月26日〜31日まで、喫茶スーズ焙煎所さんでの「秋のワークショップ祭」
無事終了しました。
お越しいただいた方々、ありがとうございました!皆さん楽しんで頂けて嬉しい限りです。
刺しゅう屋p-Coのワークショップ内容は、「ワッペンのヒートカット体験」 となっていました。
よくよく考えてみたら、世の中ものづくりをしない人、ミシン刺繍をあまり知らない人にとってはそもそも「ヒートカットって、何?」状態ですよね…
と、いうことで今回はワッペン製作について、特にヒートカットについて紹介していきます。
-
ワッペン製作に適した枠で、刺繍する
- ワッペンにするのに必要な道具
- ワッペンにする手順・裏糸処理〜ヒートカットする(ワークショップの内容)
と、順番に説明したいと思います。
1. ワッペン刺繍製作に適した枠で、刺繍する
「原反枠」 刺繍可能範囲 縦35cm x 横50cm
縫製などの加工をする前の生地に刺繍するときや、刺繍範が大きいためワッペンを量産する時などに用います。
(この枠を使う時はテーブルを取り付ける必要があります。)
↑↑今年の3月に喫茶ぱんとまいむさんで個展した時、枠の説明を店主がいろいろ書いていたので、そこから引用。四角い枠に生地をセットして、目一杯刺繍します。
この時 刺繍糸はレーヨン糸、生地はポリエステル・ナイロンなど、化繊を選ぶことがポイントです。
熱にあてると、レーヨンは長く当てすぎると少し焦げるかも?くらいですが、化繊は溶けて、切り取ることができます。この素材による反応の違いを利用して作るのがワッペンです。
2.ワッペンにするのに必要な道具
・ワッペンシート
p-Coで使っているのは、商品名:スティックオンフィルム。
透明なシートで、片面に剥離紙が付いています。熱で布にくっつきます。
布用両面テープがシート状になったような感じかな?
・糸切りバサミ
糸が切れるハサミならなんでもOKですよ。
・アイロン
うちにあるのはコードレスですが、コードの有無も出来上がりには特に関係ないです。
・アイロン台
スギ薬局のポイントで交換したアイロン台。写真では足を立てていますが、机の上で使うときは足はしまいます。
・ガラス板
ヒートカットをする時には、ガラス板の上でヒートペンを使います。ガラス板なら熱で焦げることも溶けることもありません。
養生テープは割れてしまったときの安全を考えてつけたそうです。
・ヒートペン
p-Coで使っているのは、商品名:マイペンアルファ、メーカー:HAKKO
温度調節ができるタイプです。ペン先も買えば色んな形の物があります。
www.hakko.com
・ダンボール
ヒートカットするとペン先に生地のドロドロがくっつくので、それを簡単に拭き取る時に使います。あると便利です。
3. ワッペンにする手順・裏糸処理〜ヒートカットする(ワークショップの内容)
ここからは、実際のワークショップの様子と共に説明します。
手順1 ... 好きなデザインを選んで切り取る
手順2…裏糸処理をする
手順3...スティックオンフィルムを切って裏にあて、アイロンでくっつける
手順4...マイペンアルファを使ってヒートカットする
上の写真、元は動画で分かりやすそうなところをキャプチャしてますが、
ん〜
分かりにくいですよね…
はてなブログでは動画が載せれないので、説明もこれが限界かな、といったところです😞
販売用に作った場合は、原反枠から外し、裏糸処理のあと、一つずつ切り分けないで、裏全面にワッペンシートを貼ってしまいます。
=================================
(ここから下は2024年1月時点の情報に修正済)
刺しゅう屋p-Coは、動物の写真をもとに、独自のタッチで刺繍作品を作っている、名古屋市南区の刺しゅう屋さんです。あなたのペットの誕生日や、お迎えした日の記念日に、刺繍で作った肖像画などで、思い出を残すのはいかがでしょうか?
無料見積もり承りますのでお気軽に連絡ください。
無料見積り詳細についてはこちらへどうぞ。
ペットや動物の刺繍オーダーはもちろん、ワッペンなどの刺繍オーダーも承っています!
持ち込みについて
持ち込みもOKですが、布地は機械刺繍に 向いているもの・向かないものがあります。ご連絡後、郵送または来店していただいて一度実物をみせていただけるといいと思います。
毎週木曜日 午前10時から午後4時ごろまで、オープンしています。
インスタ も毎週木曜日作業中に更新です。
見学は予約制です。
ホームページはこちら↓↓↓
www.xn--p-co-f63cxd2ok49u06s.com
enkara-market.com というサイトでは、ワンちゃんのうちの子グッズオーダーを受け付けています!是非一度ご覧ください。
=================================